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明日も暮らす。

小さな生活改善を愛する、梅つま子の日記です。

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今を生きる娘と、明日のことを考えたい私。

読書記録

 先日手に取った本の紹介です。

 

おさなごを発見せよ―羽仁もと子選集

おさなごを発見せよ―羽仁もと子選集

 

”読んだ”、ではなく「手に取った」というのは、

正直に言って、心が痛くなってしまって読破できなかったからです。

 

読書中、

・・・うぅ。私、ダメだ。できてない(;_;)

と思うことが多くて、読破できませんでした。

図書館で借りた本ですが、また改めて手に取る機会が来る、そのときを待とうと思います。

 

心が痛いなと思いながら、忘れられない文章がありました。

「子供を愉快ならしむること」と題された文章です。

子供を取り扱うことについて、第一に心掛くべき要件は、子供をしてつねに愉快にあり得るようにということです。もしも母親がどんなことが子供のためによいことで、どんなことが悪いことだというような標準にのみ心をうばわれ、例えば子供がよくない遊びをしていたときに、むりやりにその遊びをやめさせるとか、またいうことを聞かないとき、泣かせてでもやめさせるというようなことは、百計つきた場合にのみかぎることで、何でもかでも、悪いことはやめさせればよいというので、子供がそのためにどんな苦痛と不愉快を感ずるかということを度外におくのは、もっともよくないことです。大人にしても、子供にしても、一日をたのしく快くすごすのと、たびたび不愉快な感じにおそわれるのとでは、ただにその幸福のためのみならず、その性情の上にいろいろの面白からぬ影響をおよぼすはずのものでございます。(p.22)

 

年齢があまりにも小さいときには言ってもわからないことがあるので、言い諭すことはできなくても、せめて気を紛らわしたりしながら悪い遊びから遠ざけるようにしましょう、というようなことが続けて書いてあります。

 

心が痛かったのは、「そうしたいと思っているのにできない!」という点を鋭く突かれたからだと思います。

そりゃ、私だって、できるならいつもいつも、子どもを愉快な気持ちでいさせてあげたい。それができないのだものー!!

と虚空に向かって発狂したくなります…。

 

でもこの文章のことがずっと忘れられなくて。

強く影響を受けたのだと思います。

 

私は、娘の気持ちを尊重しようとすると、自分が「我慢」することになります。

娘は公園に行きたい。でも、私は少し休みたい。公園に行きたい娘の希望を満たすために、私が少し我慢しよう、我慢して、公園につきあおう。というように。

極端に言ってしまえば、基本的に、彼女の欲求と私の欲求は合わないのですよね。

娘は、「」を楽しむために、即時的に具体的に要求をします。

公園行きたい、DVD観たい、おやつ食べたい、ジュース飲みたい・・・などなど。

それに対して、親である私は、不確実な「未来」のために投資するような行動を取りたいし、彼女にも促がしたいと思っています。

明日のために少し休みたい、育児の勉強したいから本を読みたい。虫歯にならないように、太りすぎないように、娘には甘いものは控えてもらいたい・・・というように。

 

本当に自分が心から楽しんで子どもと一緒に遊べるお母さんになりたいなと思いますが、今の自分から考えると、とうてい、まだそこまで到達できないです。

 

でも、

娘の欲求と私の欲求は、基本的には合わないんだ。

と理解しているだけで、だいぶラクにはなりました。

 

なぜなら娘にとって大事なのは、今。

娘が、

「明日も朝早いから、今日は早く寝るね(・∀・)」

「虫歯になっちゃうと困るから、今日のおやつ半分にしておくね(^v^)」

って言うわけないんですよね。

もう少しお姉さんになったら、もしかしたらそういうことも言うかもしれないけど…。

 

そうはいっても、我慢して付き合っているようでいて、実は、娘が開いてくれる素敵な扉がたくさんあることに、私は気づいてもいます。

生来の「インドア派・一人遊び大好き人間」の私の手を引っ張って外に出してくれる、ありがたい存在といえばいいでしょうか。

 

それにしても、娘を愉快な気持ちでいさせることを優先すると、多少こちらが折れて、行動基準を曲げることになるんですよね。

例えば先日、

食事中、頑張ってトマトを食べようとした、the野菜嫌いの娘。

興奮して立ち上がってしまいました。

あ、お行儀悪い。座らせたい。

と私は思ったけど、でも今それを言ったら、せっかくのやる気が興ざめだわ。

立ち上がったことは見て見ぬふりして、トマトを食べたことをほめました。

 

娘はうれしそうだったのですが、

・・・なんだかなあ、これでいいのかなあ?(-"-)

 

自分で100点満点の対応をしていると思えないまま、いつももやもやしているけど、そうこうしているうちに娘のほうが私を飛び越えて、どんどん大きくなっていっちゃうような気がします。

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