明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

手作りプリンと、何でハンドメイドにはまっているのかを自己分析した話。

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先日、フェルトでプリンを作ったのですが。。。

↓その時の記事はこちら。

umet.hatenadiary.jp

 ブログをアップした直後に、
「ほんもののプリンを作ってあげようよ…」
という天の声(?)が頭の中に響きました。(;・∀・)

というわけで、食べられるプリンを作りました!

cookpad.com

クックパッドさま、本当に頼りになります(^^♪
カラメルソースも作ってみましたが、
なくても大丈夫でした。

おいしいプリンができました。

 

\どれどれ/

f:id:umet:20160904073713p:plain

 

\パクッ/

f:id:umet:20160904073727p:plain

うちのわかりやすい娘は、
(゚∀゚)「おいっ…しい☆」
と申しておりました。

 

加熱の時間が少しかかりますが、プリンって意外と簡単にできること、発見でした。

 

牛乳の量、あるいは火加減でしょうか?
少し緩めでした。

2回目に作った時は、液体が固まらなかったのですが、
ダメもとで一度電子レンジでチンしたあとで粗熱をとって冷蔵庫に入れたら、
次の日には固まってくれました!

さて、

日々ハンドメイドに興じている今日この頃ですが、

この熱量はどこから来るんだろうな…と自己分析してみました。


入院~退院、自宅安静期間になり、
体力的なしんどさに合わせ、気分的なものも重なり、
なかなか娘と、娘が満足するまでつきあってあげることができなくなってきました。
体で向き合えない分、心で!態度で!
と思ってはいますが、
抱っこは、一度入院を味わった身としては、もはや怖くてできないし、
体が守りに入ると、心も守りに入るんだなという気がしています。

その反動なのか、何かを作って、
作った”モノ”を通して、

娘と向き合おうとしているのが今の自分なのかもしれません。

それが向きあい方として正しいのかどうか…、というのはいろんな価値判断がありそうです。

ところで、

『うさぎドロップ』というマンガの2巻で、
主人公が父親に、母親の退職の経緯を聞くシーンがあります。

「すごく仕事熱心な女性だったんだ」
「あの頃 民間企業で妊娠・出産を乗り越えるのは大変なことだったろうに…」
「二人目を妊娠したときもお母さんは仕事を続けたいと言った」
「けれど…」
「無理がたたってお母さんはしばらく入院することになってね」
「そして回復して出社してみるとお母さんの居場所はすっかりなくなっていたんだよ」
「退職を余儀なくされたお母さんはひどく落ち込んでいたけれど」
「自分を見失わない為に たくさん編み物なんかをした」

『うさぎドロップ』第2巻 p.23-24

 

うさぎドロップ 2巻 (FEEL COMICS)

うさぎドロップ 2巻 (FEEL COMICS)

 

 

私の退職の経緯は、この『うさぎドロップ』のお母さんのものとは違うんですが、
「自分を見失わない為に たくさん編み物なんかをした」
という箇所が非常に心にささっています。


自分にとってのハンドメイドは、
自分が退職して時給のつかない身になったため、
お金を払って外注している場合じゃない、手作りできるものはしよう、
という切実な理由もありますが(買ったほうが安いものもあるし、あとは残念なことに自分自身の技術が追い付かない場合や時間がない場合もあるので、
ケースバイケースで既製品を購入することも多くあります)、
もう一つには、「自分を見失わない為に」なのだろうという気がします。

 

ひと針ひと針、場所を決めて針を刺し、糸を引いていく作業は、

何というか、とてもセラピー的な気がします。

時間のかかる手作業の結果、形が見える何かが手元に残る、というのは、

仕事において達成感や有能感が得られなくなった自分にとっては

意味深いことだと思います。

 

それにしても…、

目に見える形で技術が進展していればいいのですが、

今一つ、雑で大雑把な性格が災いして、まだそれほど上手になってないように思います(涙)。

本を見て、これくらいなら作れるかも?という勘は少しばかり働くようになったかな?程度です、自覚としては。

 

一人でぽつぽつやってるだけだからかな。

教室に通ったり、ハンドメイト仲間がいると違うのでしょうか…。

いつか、手芸仲間ができたらうれしいなあと思いつつ、今はもくもく自主トレという感じです。

 

ちなみに、『うさぎドロップ』の作中の主人公のお母さんは、機械編みからアフガン編みからマスターしていて、たぶんもはやセミプロの域です。

ものすごく没頭したんだろうな…そしてそれは仕事への思い入れの裏返しだと思います。

 

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© 梅つま子