明日も暮らす。

明日も暮らす。

子育てや暮らしのこと、試行錯誤しながら明日も暮らしていきたいと思っています。 2013年に娘を、2016年に息子を出産しました。 教育関係の仕事に就いていましたが、現在は退職して専業主婦です。

帝王切開について思うこと。

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今日は帝王切開についてのことを書こうと思います。

 

娘を出産した3年前、帝王切開が決まったのは、多分35週くらいのことだったと思います。

理由は逆子が直らなかったこと。

その頃の診察で、医師が、おなかをグーッと押して、逆子を直してくれようとしたのですが、それでも直らず。

骨盤におしりをはめてるようなかたちだったそうです。

そんなわけで帝王切開が選ばれました。

その頃の私は割と冷静で、

逆子体操をしても、おなかの子が逆子でい続けるなら、それはそれで意味があるんだろうと思っていました。

手術を受けたことはなかったので、帝王切開に対する怖さは多少はありましたが、

どうあれ、おなかの子を出すしかないのだし、

急に陣痛が始まる経腟分娩だって怖いといえば怖いし、

どっちの怖さになるかということだけかなと、と思っていました。

 

ところが。

いざ手術が無事に終わって、娘が取り出されてみると、

なんだか急に申し訳なさがわいてきてしまいました。

今思うと、急にうつに襲われたのでしょうか、

「娘は頑張って生まれてきてくれた、私は頑張ってないのに…」

という謎の自己卑下に襲われました。

そんな、うつあるいは謎のブルーな術後に、

看護師さんに「痛みは当然のものだから、痛いことに意味がある」みたいなことを言われ、結局、術後に痛み止めを全く使わずに過ごしました。

 

手術を受けた日の夜中、やっぱり痛くて、

「あ、これはどうしても我慢できない」と思ってナースコールを押したのですが、

まさかの無反応。

携帯で外線から産院にかけようと思いましたが、

携帯はベッドから離れた机の上に置いてあって、術後の身では全く動けず。

結局朝まで、痛みと格闘しながら過ごしました。

ナースコールはなんと、接触不良だったとか…。

 

この辺りの経験は、こちらの記事にもちょっと書きました。

umet.hatenadiary.jp

 

退院してからも、謎のブルーは続きました。

メールでいろんな方に出産の報告をしようと思ったとき、

「出産しました」とか、特に「産みました」という表現を使うことに抵抗がありました。

 

その時の思考ですが…。

「産む」っていうのは何というか、下半身に力を加えて、いきんだ結果、赤ちゃんが出てくることを言うのであって、私みたいに帝王切開の場合は「産む」って言っていいの?

「産み落とす」という表現は、帝王切開の場合は使えなそうだなあ…。

かといって「分娩しました」って言うのは変だし…。

経腟分娩を経験してみたかったな。

陣痛を感じたことがないという点では、男性と同じってことか。

 

…と、今思うと、自分でもよくわからない思考をしていました…。

これはひとつの”産後うつ”…でしょうか?

 

上記の思考にはまっているときは、毎日が暗かったものですが、

それも娘が日々、癒してくれていった気がします。

娘を産んだ産院ではカンガルーケアはできなかったのですが、

娘が生後2か月くらいの時、思い立って、自分でやってみることにしました。

自分で布団に横たわって、おなかの上に、まだ首も座らない娘を乗っけた時に、

その体の重さ、血の温かさをじんわりと感じて、

ああこの子を、この命を産んだんだな…とうれしくなりました。

 

先日『ママのための帝王切開の本』を読みました。

 

ママのための帝王切開の本―産前・産後のすべてがわかる安心ガイド

ママのための帝王切開の本―産前・産後のすべてがわかる安心ガイド

 

 

帝王切開も2回目だから、今更かしらと思いましたが、

読んでみてよかったです。

入院中の授乳のことなど、今度産院に行ったら聞いてみようと思うことが整理できました。

 

余談ですが、前回の入院中に、面会に来てくださった方のことで少し不愉快なことがありました。

この本の中に、入院中に適当に相手に切り上げてもらうやり方が書いてあって参考になりました。

あまり長時間になると、お母さんも赤ちゃんも疲れてしまいますので、適当なところで切りあげて帰ってもらいましょう。言いにくい場合は、「○時から診察があるから」などと言って切りあげてもらうとよいと思います。(p.197)

とあって、この手はぜひ使おうと思います。

 

この本の中に紹介されていたサイト「くもといっしょに」に、帝王切開への偏見が紹介されていました。

 

私自身は、「産む」という言葉をめぐって、自分で自分を苦しめていたと思います。

でも、ほかの人から、帝王切開への偏見で、たくさんつらい言葉を浴びせられた人がいるんだなと思います。

帝王切開への偏見 - 帝王切開と誕生学 くもといっしょに

私は「普通分娩」「自然分娩」という言い方を無意識に避けていたのですが、

それは、この言葉を使うと、帝王切開は”普通”じゃない、”自然”じゃない、と思ってしまうことが原因なんだなと、いろんな”偏見”の体験を読みながら思いました。

 

ところで、

少し前お世話になっていた先輩に、「バーストーク」というものを教えてもらいました。

お産をふり返って語るというものだそうです。

そういうものがあるなんて知らなかったです。

じっくり自分の出産についておしゃべりできたら楽しいだろうな~。

 

娘が0歳の時に復職したこともあり、

産後すぐに私は仕事の世界に舞い戻り、

そこでは「仕事と子育て、両立がんばってね」と言われることはあっても、

出産のこと、育児のことを聞かれたり話したりする機会はほとんどありませんでした。

 

でも、今思うと、

私は自分の出産体験を言語化したかったし、自分の気持ちの整理のために、その必要があったと思います。

 

出産というのは個人的な体験なので、本来、限られた場でしか話すことができないものかもしれません。

さらに私の場合は、私が「産む」という言葉を使うことに抵抗を感じてしまったことで、余計に自分の出産体験を語りにくくしてしまったように思います。

 

「終わってみたら安産でした」とか、

「*時間かかったけど元気で生まれてきてくれました」とか、

 誇らしげに自分の出産を語る声を持つ方は、

ちょっとやっぱりうらやましいです。

それに代わるような、帝王切開での出産の語り方、私自身がこれから見つけていけたらと思います。

 

これから臨む帝王切開でのお産には、楽しみなところがあるんです。

入院する産院には、もうすでに2回入院を経験しているし、

医師、看護師、スタッフの皆さんに信頼をおけています。

何よりあの苦手な看護師さんはいないし。(*´ω`)

前の出産でのつらかった経験を上書きしてこようと思います!

 

今回に関しては。

つらかったら、ナースコール押すぞー!

痛かったら、痛み止めもらうぞー!

 

…という意識で臨みたいと思います!!

 

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