明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

産後うつがキタ!

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とつぜん、猛烈に泣きたくなって涙が出てきました。

出た!産後うつ!マタニティブルー!

 

ぽろぽろ泣きながら、頭の中で駆け巡っていたことは、

あんなことを言われた!こんなことをされた!

と、過去にあった嫌な記憶の数々。

次々と思い出されて、嵐のように吹き荒れて。

恨み節のパンドラの箱を開けたよう。

こういうときってすごく自分勝手で、「こういうことをしてもらってうれしかった」

「ありがたかった」という記憶はスパーンと抜け落ちている。

 

夫、おろおろ。

娘、「ままー、何で泣いてるのー?」

 

まー、でも涙も感情の嵐も止まらない。

一人でゆっくりお風呂に入らせてもらいました。

嫌なことばかり思い出して、

すごく泣いてイライラ、むかむかもしているわりに、

もう一人の自分はわりと冷静で、

湯船のふたをテーブルがわりにして、雑誌とお茶を持ち込んで、

30分ばかり入ったでしょうか。

お風呂から出るとだいぶ落ち着いていました。

でも今日はもう使い物にならないことがすぐわかったので、さっさと休ませてもらいました。

 

翌朝、夫が、

息子の様子が落ち着いてきたから、ホッとしたぶんブルーが出てきたんじゃないの、と分析。

 

それはまあそうだと思う。

でもそれはあくまで「前提」でしかないんだよね。

 

なんかあれに似てるな、と思ったのは、

ヘルペス=沈没船のネズミ説。

元気な時は出てこないけど、体が弱って体調が悪くなるとヘルペスの症状が出るのを、

沈没船から逃げ出そうとするネズミに例えるやつです。

ご存じない方は、「ヘルペス ねずみ 沈没船」などで検索してみてください。

 

ヘルペスウィルスを、元気な時は押さえ込めているように、

かつてあった嫌なことごとを、私は、元気な時はキチンと心の中で処理できているんだと思います。

なぜそうなったのか、そして自分はどういう行動をとったのか、どういう結果を引き受けることになったのか・・・。

そうした諸々を、理解して納得している。少なくとも理屈の部分では。

でも感情の部分では、けりがついてないことも結構あるらしい。

「ほんとは嫌だった」「許せない」という思いが、

ホルモンバランスの乱れとともに暴走したと思われます。

 

このときの自分の感情は、自己理解の手段としては結構面白くて、

あのことはすごく嫌だったんだとか、このことはまだ納得していないんだなとか、

自分でも気づいていなかった自分がいるようです。

でも、だからといってこれをきっかけに何か行動を起こすのは得策じゃないなと思いました。

 

こうした感情は、私にとって、健康な時には現れないヘルペスと同じなら、回復すればまたすぐに抑え込めるもののはず。

悪感情にさいなまれても、それは心が弱ったいっときのこと。

自分の心が紡ぎだす恨み節に聞く耳を持たないでおいたほうがよさそうです。

 

ちなみに、この不調は、ぐっすり寝て、翌日おいしいもの、甘いものを食べたら治りました。

そもそも、産後うつだったの?って感じですが。。。

 

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© 梅つま子