高校時代の友人が家に遊びに来てくれました。
会いたいとずっと思っていて、何年ぶりかの再会でした。
高校時代から素敵な人だった彼女は、素敵に年を重ねていて、やっぱり素敵な職業人になっていました。
そんな素敵な人から、大事な友達として扱ってもらえて、
なんだか自尊心が急激に回復したような感覚を覚えました。
(そういえば最近ちょっと自分いじいじしてたんだわ(;・∀・)、と後から気づく。)
そんな彼女には先日、姪御さんが生まれました。
「私の腕前だから大したことないんだけど、フェルトの王冠作っていい?最近趣味なの」
と聞いたら、ぜひ!と答えてくれたので、
その晩さっそく、いそいそと作りました。
もう楽しいこと楽しいこと。
フェルトの王冠屋さんになりたいわ。
なりたい職業はフェルトの王冠屋さんだわ。
ミシンを動かしながら、
大事な友達に大事な人が生まれたなんて、何といいことだろう・・・。
と、夜中の時間帯も手伝って恍惚としはじめ、
頭の中にはシャルロット・チャーチの歌うWhen a child is bornが鳴り響きだす始末。
まさに裁縫ハイ!
2個作りました。
ひとつは、かわいらしくお花みたいな感じで作りたくて、
ピンクのフェルトにレースを縫い付けました。
ピンクには、この、フェルトが空気を含んだポワポワの感じが合うと思って、この仕上がりに。
そしてもう一つはオーソドックスな黄色にしました。
こっちは、ふちをぐるっと一周、縫ってみました。
ふちを縫うことでポワポワ感が薄くなって、輪郭の濃いイメージになる感じがします。
持った時にも厚みがあり、しっかりした作りになりました。
この作業をしていたら楽しくなっちゃって、
かつて息子用に作った王冠にも手を入れてみました。
王冠にある5つの山の頂点がダイヤのかたちになるように縫ってみました。
ちっこいですが、クローズアップすると、こんなです↓
完全に自己満足の世界ですが、楽しかった!
この文章の中に、何回楽しいと書いてるんだろ(;^ω^)
私にはもともとディフェンシブな部分があって、
自分の負担になるような約束はあまりしたくないと思ってました。
今回も、作るって約束して、忙しくて作れなかったら困るなとちらっと思ったのですが、その晩すぐに作るという心の軽やかさ(笑)
何のことはない、姪御さんへのプレゼントを私は早く作りたかったんですね!
でも、自分で言い訳を作りだしていて(忙しいとか、片づけている時間がないとか、もっとほかに優先すべきことがあるとか)、
自分から楽しみを遠ざけてしまっていたみたいだと気づきました。
子どもが生まれて働いているとき、私の自己防衛は最大限に働いていたと思います。
せっかくの休みも自分が回復するほうに充てたいと考えてしまい、
その結果、自宅でずっと仕事のことが頭から離れず、まったくリフレッシュできない週末を過ごしたことも何度もあり・・・。
何だか全然楽しくありませんでした。
そう、「今を楽しむのが苦手」と、以前書いたことがあったっけ…。
でも、心躍る約束や、
ちょっと頑張りたいようなタスクを毎日の中に入れていったら、
自分のいろんな技術もスキルアップできそうだし、何より楽しいんですね!
ま、ここまでは、自己満足の話なんですが。(;'∀')
友達とそのお姉さんが喜んでくれるといいな!