自治体の保健師さんが、我が家の息子を見にきてくれました。
保健師さん(以下、保)「お母さん、通勤時間長かったのね。大変だったねえ」
私「大変でしたっ(;´Д`)」
保「赤ちゃん入院して、心配だったでしょう」
私「心配でしたっ(;´Д`)」
保「赤ちゃんかわいいでしょう」
私「かわいいですぅ…(^。^)」
夫以外の大人とお話しする機会が降ってわいて、うれしくて食い気味にお返事する私。
そして、
保「男の赤ちゃん、においするでしょう」
まさかここで、息子のにおい=ブリ大根臭の話ができるとは!
「そうなんですブリ大根のにおいがするんですっ!」と興奮しちゃいました。
なんでも、大きくなるとこのにおいは消えていくらしいです。
安心のような、残念なような…。
「上の子がいらっしゃるのね。赤ちゃんよりも、上の子のことにかかりきりになっちゃうかな」
と言われ、首もげるかと思うほど首を縦に振ってしまいました!
保健師さんご自身、2歳違いのきょうだいを育てた経験があるそうです。
そのあとは、
娘の便秘のこと、
娘の偏食のこと、
娘のイヤイヤ期のこと・・・。
保健師さん、共感してくださるので、ついつい”大変アピール”をしちゃいました。
保健師さんは「私も子育てで一番大変だった頃は、何が流行ってたとか、どんなドラマがあったとか、まったく記憶にないんです」とおっしゃってました。
「逃げ恥」、欠かさず毎週見てるとは言えませんでした。^^;
とにかく、聴いてもらってスッキリ!
あれ?ふり返れば、
娘の話が9割でした・・・っ。
あとは、母親(私)自身の心身に関する簡単なアンケートに答えて、体重を計ってもらって、予防接種やファミサポの情報をもらって、おしまい。
娘の時は、娘が生後1か月になる前に訪問があったので、
新生児(=生後28日)のうちに来てくださるのかと思っていた、とお聞きしたところ、
出生連絡票(母子手帳についてくる、赤ちゃんが生まれた後で自治体に提出するハガキ)の返信がよくなった(訪問する保健師さんの手が足りなくなってる、ということかしら・・・?)とのことでした。
調べてみると私の住んでいる自治体は、新生児~生後2か月児を対象として全戸をまわっているみたいでした。
”新生児”のうちに来てくれるもの、というアタマがあったのと、新生児訪問は、保育士の勉強でも出てきた項目なので、もうちょっと調べてみました。
どうも私は「新生児訪問指導」と、「乳児家庭全戸訪問事業」をごっちゃに理解していたみたいです。
「新生児訪問指導」のほうは、特に、育児上必要があると認められたときのものだそうです。
第11条 市町村長は、(略)育児上必要があると認めるときは、医師、保健師、助産師またはその他の職員をして当該新生児の保護者を訪問させ、必要な指導を行わせるものとする。
『母子保健法』より
他方、「乳児家庭全戸訪問事業」は、原則としてすべての乳児のいる家庭が対象になっているようです。
第6条の3 (略)乳児家庭全戸訪問とは、(略)原則としてすべての乳児のいる家庭を訪問することにより、厚生労働省令で定めるところにより、子育てに関する情報の提供並びに乳児及びその保護者の心身の状況及び養育環境の把握を行うほか、養育についての相談に応じ、助言その他の援助を行う事業をいう。
『児童福祉法』より
(いずれも強調は引用者による)
「乳児家庭全戸訪問事業」についてはガイドラインもありました。
ガイドラインによると、原則として生後4か月を迎えるまでに来てくれるみたいです。
なので、生後2か月でも遅いわけじゃなかったんですね。
ちなみに、
「新生児訪問指導」と、「乳児家庭全戸訪問事業」の違いは東村山市のHPにあった記述がわかりやすかったです。
「新生児訪問指導」と「乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」の違いは何ですか?/東村山市
それにしても、
自治体の母親学級は、「初めてお産を迎えるプレママ、プレパパ」に限定されているのですが、こうやって第2子の家庭にも訪問してくれるのはありがたいです。
そのうち予算が削られて、第1子を迎える家庭のみ訪問になっちゃったりして。。。
私の場合、もちろん息子のことも話したい気持ちはあるのですが、
今は、むしろ、3歳児の娘の話をじっくり誰かに聴いてもらいたいです。
乳児じゃなくて、3歳児家庭全戸訪問があったらうれしいご家庭はきっとあるんじゃないだろうか。
ま、3歳児は検診があるし、一緒にお出かけできる年齢だから別に訪問の必要はないんでしょうけれども。。。
ともあれ、保健師さんが来てくれてよかったです。
保険証が届いたときも思ったけど、息子が社会の一員として認められたように感じました。(´▽`)